11人目 下田 令雄成さん:株式会社シャイニング

会社名:株式会社シャイニング
URL:http://ameblo.jp/shining-world/
公開日:2010年02月04日


今回の旅は株式会社シャイニングの下田 令雄成さんです!
はじめまして。今日はどうぞ宜しくお願いします。
では、みなさん共通で最初にお聞きしてるのですが、29歳のときに何をされていましたか?

既に独立しており、主に企業研修の講師を担当していました。
また、小中高校で開催された起業家育成事業の講師もしていました。
さらに当時もテニスコーチをやっていました。

29歳から30歳になるの時の誕生日の思い出はありますか?

「これで、もっといろんなことができる!」というモチベーションの高まりがあったことを憶えています。
20代はその若さのために周囲から
「20代の若僧が何を言っている」
といった風潮があるのに比べて、30歳になったら年齢的にある程度は認められるようになる、
そんな感覚がありました。
で、「ああ、これでもっといろんなことができるな」と思いました。
その3ヵ月後の2005年7月に今の会社(株式会社シャイニング)を設立しました。

会社を設立しようと思ったきっかけとかは?

就職活動をしている頃に自分で会社を作ってみたいという考えが芽生えました。
学生時代は工学部で、超伝導を研究していました。
大学院にも進学したので、企業の研究職として就職することが一般的だったようです。
実際に、大学時代の同期のほとんどが、企業の研究開発部門に所属しています。
が、自分は違う道を進みました。
なぜなら、就職活動をする際に行った自己分析の結果、
「自分で何かを創り出してみたい!」「起業してみたい!」
という気持ちが人一倍強いことが判り、ビジネスの仕組みを学びながら仕事ができるコンサルティング業界に絞って就職活動をしました。
その後、独立してからは講師をやったり、テニスコーチをやってみたりといろいろなことに取り組んで行くうちに
「全体を体系化して自分独自のビジネスを作っていこう!強みを活かしていこう!」「拡げていくためには企業組織にした方が良いのでは?」
という気持ちが強くなり、株式会社を設立しました。
会社を作れば自分の中での社会に対する責任感が強くなりますし、より一生懸命やれるかなとも考えていました。

ある意味自分を追い込むため?

それもありますね。

会社以外の活動も色々とされているようですが。

はい、NPO法人CRファクトリーの活動もしています。
法人設立前の事業計画を練る頃から関わっており、コミュニティ支援活動を行っています。
対象となるのは、異業種交流会やサークル活動、他のNPO法人など、何か一つの目標・目的に向かって人が集まって定期的に活動しているところです。
コミュニティでは、目的に向かってただ活動するだけでなく参加者同士の繋がりもできるものです。
その繋がりができるとその場が参加者にとってリラックスできる、居心地の良いところになって、「あの人たちがいるからまた行きたい」という気持ちになりますよね。
人は自分の居場所を持つことで孤独感から開放され、心のバランスが保てると考えています。
逆に人は心のバランスが崩れると犯罪を犯したり、自殺してしまったりと反社会的な行為に及ぶのではないかという仮説を持っています。
だから、心のバランスが保てるような暖かいコミュニティを世の中にたくさん作っていくことで、孤独感を感じる人を減らしていき、結果的に犯罪や自殺が減るような世の中を作っていきたい。
そんな想いで作られたのが、NPO法人CRファクトリーです。
もうひとつ活動をしている組織があります。社団法人東京青年会議所です。
通称、東京JCと呼ばれている組織ですが、若手経営者を中心とした社会貢献事業に取り組むボランティア団体です。構成メンバーは、東京23区内で働く中小企業経営者が9割を占めています。
経営者の方たちと一緒に、地域特有の社会問題は何か。解決するにはどうすれば良いか。こんなことをやっていったら良いのでは?といった議論を深め、事業プランをたてて、実際に事業を展開していきます。
2009年には東京JCの渋谷区委員長を担当させていただきました。
会社を作ったばかりであれば、そこに力を集中して注いでいくべき、という考え方もあると思うのですが、僕のやり方は違っていて、まず大きく広げて、いろんなことをやってみる感じでしたね。

大変じゃなかったですか?一気に色んな事を。

そうですね。ただ僕の場合は仕事とプライベートとを明確に分けていなくて、趣味が仕事みたいなところもあるから、あまり苦に感じることもなく、今までやってくることが出来ました。
それから、講師という仕事は教えるべきことを教えれば良いかというと、それだけではなく、講師自身の持つ何らかの経験談を伝えることで、言葉に想いがこめられたり、人の心に響くものになったりします。
だから、いろんな活動をしてきたことが、講師として伝える話の良いネタにもなっているのです。
だから、CRファクトリーでの活動や東京JCでの活動は、社会貢献だけでなく株式会社シャイニングのサービスクオリティを上げるものとしても位置づけているのです。
いろんな活動をすることで相乗効果が得られています。

講師業だけやってると世界が狭くなってしまいますよね。

はい。やっぱり実務に携わっていないと講師をするにしても説得力が生まれないですね

テニスのコーチもされているとのことですが。

今は月に1~2日くらいの頻度でレッスンを担当しています。これもまた面白い。
普通に仕事をしていたら絶対に会わない人に会うことができます。
また、小学校低学年も教えているのですけど、彼らは発想がとても豊かなので話しているとこちらの発想力が刺激されます。
結局、テニスコーチの仕事もセミナーやワークショップをデザインする上での企画のネタにもなっているのです。
また、講師をする際、難しいことをそのまま話してしまい、受講者がよく理解できないことがあります。しかし、小学生とのコミュニケーションの機会が頻繁にあると、彼らが理解できるように話さなければいけない場面がある。彼らは理解できない話に対しては、すぐに判らないと言ってくれるので。テニスコーチも継続することによって、難しいことをうまく噛み砕いて相手にわかり易く伝えるという能力も身についたのではないかと思っています。

学生時代に大学院を出られて、その後、今に至るまでどのような気持ちで進んでこられたんですか?

学生時代は超伝導を研究していましたが、「もっと自分の中で作り上げてみたい。」「それが社会にどういう風に影響を与えることなのか」を知りたいという気持ちがあった。
超伝導の基礎研究を一生懸命やっていても、その結果、世の中にどんな価値を提供するのか、世の中がどう変わるのかが見えてこなかった。
そこで、「自分は何をやりたいのか」をじっくりと考えた。
実は、学生時代もやっていたテニスコーチのアルバイトの現場で考えたことが今の仕事に繋がっている。当時、アルバイトコーチを上手くマネジメントできていない、やる気にさせることで組織としての価値創出が十分にできていないのではないか、ということを感じていた。
周囲のアルバイトコーチは不満ばかりを口にしていたのだけど、自分だったらこうする、自分だったらこんな仕組みを作ってみたい。という気持ちが大きく湧き上がってきて…
それを考えているととても楽しかった。ふと、これは経営を考えることにすごく近いことなんじゃないか!と気づいた。
だから経営をしっかりと学べる場、実践の現場で仕事をしながら学べる場として、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に行くことを決めました。

入社されてから仕事はどうでした?

仕事はできない方で、ダメダメな社員でした。
でも多くのことを学ばせていただき、それが今になって生きています。

20代の頃に大変だったとか苦労した思い出はなにかありますか?

仕事に関しては、とにかく高いクオリティが求められる会社だった。常に高い品質で、しかも、早くやらなければならなかった。組織から求められるものと、それに対する自分の能力のギャップにすごく悩んでいた。だからこそ今になって、キャリアコンサルティングも得意になりました。

学生時代から恋愛に関してもすごく悩むことが多かった。
今でも自宅には「モテる技術」とか、「女の口説き方」とか、そういった類の本がすごく沢山あります。女友達がこれを見たらかなり引くのではないか、と思っているんですけど(笑)
でも、やっぱり仕事でも恋愛でも、理屈ではなく実践を通じて学ぶこと、直接的なコミュニケーションを通じて試行錯誤することが大事だってことを今はよく理解しています。
ちなみに、転んでもただじゃ起きないという考え方があるので、せっかく、たくさん悩んだのだから、その経験をもとに勉強会やセミナーのプログラムを作ってもいいんじゃないかと思っています。
だから、今も捨てずに本棚に並んでいます。(笑)

上手くいった経験や成功したなという経験は?

2003年の秋に新潟で小学6年生を対象に初めて講師を担当しました。
ところが、ちょっと荒れたクラスで、最後に実施したアンケートの結果があまり良くなかった。
授業のプログラムを提供している会社の担当に「下田さん、これはちょっと困りましたねぇ。」といったことを言われてしまいます。
国からの受託事業なので、アンケート結果が次回の受託に影響するようなのです。
結果が、宜しくないのはわかったのですが、「じゃあ具体的にどうすれば良いのか」は、提示がない。
翌日も別の小学校で講師を担当することになっていたので、何をどう喋るか、どんな進め方にしたらより伝わりやすく、楽しいと感じてもらえるか。をその日は徹夜で考えました。
その結果、次の日のアンケート結果は飛躍的に良くなったのです。
それから小学校・中学校・高校で講師を担当した際も好評になり、、企業研修を担当しても一定の評価を得られるようになった。
「何事も創意工夫をすれば、大概のことは良くなる」
ということを知ったことが成功体験かなと思っています。

そのデビュー戦での失敗(低いアンケート結果)が、逆に成功につながったと?

そうですね。最初に成功して後で失敗すると、後のショックが大きくて、上手くいっていた自分の成功体験にしがみついていたかも知れない。
上手くいかないときに「これは自分が悪いんじゃなくて…」と考えてしまう、他責(人のせい)にする人になってしまったかも知れない。
一番最初に失敗すれば、そこがゼロ地点となるから、あとは上っていくだけです。
一番最初はとても思い出に残ります。
だから、上手くいっていない人を目にしても「あいつ上手くいってないからだめだよ」って一概に決め付けず、今の時点ではうまくいってないけど、じゃあどうすれば上手くできるのか。
自分はこういう風にやったけど、あの人はどうすれば良いかな、という思考が働くようになります。

20代の時に思っていた夢とか目標。何か明確なものはありましたか?

そうですね。やっぱり独立した頃から世の中にカタチとして残るような何かを作り上げていきたい。と、いう漠然としたものがありました。
独立したのは、27歳のときですが、その頃から考えていたことは、テニスに関する事業でした。
テニスがとても好きだったので、テニスを世の中に広めていくことがしたい。
コンサルティングファームでビジネスの仕組みや様々なことを学んだので、そういった経験を活かしてテニスの分野で何か作りあげようとずっと思ってきました。
プロテニス協会など、上級者中心の組織はあるのですが、どちらかというとテニス初心者やテニスをやったことない人が楽しくテニスをできる場を作ってみたい。
その理由としては、テニスを通じて学んだことや精神的に強くなったことがたくさんあるからなんです。
テニスが大好きな人に話を聞くと、みんなやっぱり同じように言うのですよね。
もちろん、テニスに限らず、他のスポーツ…、相撲でも、バスケットでも、サッカーでも良いと思いますが、テニスは多くの人がやっている。少ない人数でできる。ゴルフほどお金もかからない。そういった点でたくさんの人がお手軽にできるスポーツなんです。
そこで、テニスを普及していく組織を作ろうと、プランを練っています。

もともとテニスを始めようと思ったきっかけは?

中学のときにテニス部に入ったのがきっかけです。
テニス部の先輩には幼馴染が多く所属していたので入りました。

当時サッカーとか野球をやろうというのはなかったんですか?

サッカーもやってみたいという気持ちはありました。
でも、僕がいた中学はサッカー部と野球部は坊主と決まっていたためそれがとにかく嫌だったんです。
それに、サッカーはキャプテン翼が流行っていた頃で、小学校の頃から休み時間といえばいつもみんなでやっていた。でも、テニスはやったことがなかったんです。だからテニスをやってみたいなーとなんとなく思っていた。
また、当時、テレビでワールドビッグテニスという番組がありました。日曜日の朝の時間帯で、海外のテニスのゲームを放送していました。
アンドレ・アガシという選手がいるのですけど、ゲーム中の彼のパフォーマンスがとても好きでした。とにかく、観客を楽しませてくれる。
見ているこちらも夢中になりました。試合の目的は勝つことなのに、勝ちにいくプロセスの中で、自分も楽しく人も楽しませてくれるっていう姿勢が素晴らしいなって思いました。それがきっかけでテニスをやってみたい!という想いが強まりました。

ちなみに、当時は運動神経が悪かったのです。足も遅くて、高校時代もブラスバンド部の友人より短距離走は遅かった。でも、テニスを好きになったことで、夢中になって練習しました。
ロードワークなどのトレーニングも人一倍がんばりました。他の人が2キロ走っていたら自分は5キロ走ることを意識した。そんなふうに影の努力を重ねて、とにかくたくさん練習しているうちに、明らかに運動神経は良くなっていきました。

今尊敬されてたりとか、目指してるような人はいらっしゃいますか?

明治維新の頃に活躍した高杉晋作です。
新時代を築くために幕府軍と戦う彼は「奇兵隊」を組織します。騎兵隊には武士ではない、農民などの戦闘経験がない人たちが集められる。しかし、彼は効果的な訓練と巧みな用兵で、幕府の正規軍を打ち破る強い軍隊にします。
実は、これは今やっている仕事の理念になんとなく近い。
最初から仕事ができる人ができている状態は当たり前だと思うんですよ。そもそもできるんだから。
だけど、なんだかちょっと上手くいっていないとか、仕事に情熱が注げないとか、そもそもそれほど能力が高くない人たちがいる。だけど、そんな人たちも何らかのきっかけで、ブレイクスルーが起こり、ビジネスの世界で活躍することがある。

今まで全然できなかったことが出るようになるとか、あるいは同じことをやっていても喜びを感じられるようになったとか。そんなきっかけになる場を作りたいなと思っているんです。この想いは、確実に高杉晋作の奇兵隊から影響を受けていると思う。
あの人のようになりたいというよりもあの人のようなことをやってみたい、という想いが強いですね。

実は、小学6年の時に担任の先生に下田君は高杉晋作を読んだ方がいいよって言われたのが彼を知ったきっかけでした。人から言われると案外、素直に従うタイプなので、「あ、はい。読みます」って。で、読んだのだけど、当時は意味不明な部分が多かった(笑)ちなみに、「歴史なんか学んだって、それが社会でどう役立つのかが判らない」と言う学生は多いように思いますが、歴史はめちゃくちゃ役に立つと思っています。

歴史を知ると未来が読めるんですよ。

よく言われているように「歴史は繰り返される」ってことがそのまま当てはまると思っています。科学技術がどんなに進歩しても、人間自体は全然変わっていない。昔は足が一本しかなかったのに、2本になっているとか…そんなことはない。たぶん。(笑)

長い年月を経ても人間はほとんど変わらない。人類はみんな同じようなことを繰り返している。だから、歴史を学んで…、過去をしっかりと学ぶことで、未来が予想できるんじゃないかなと思っています。

特に影響を受けたのはその高杉晋作の本?

はい。でもそれだけでなく、他にもいろんな本から影響を受けています。
そうそう、中学3年の時に初めて自己啓発書を読みましたがとても印象に残っています。
図書室で、良い本はないかなと探していたときに、司書の方からお薦めされた本がありました。
フィリップ チェスターフィールドという昔のイギリスの政治家が書いた本
「我が息子よ、君はどう生きるか」でした。政治家の父親から息子にあてた手紙を、まとめた本です。
中学生ですから、わかる部分とわからない部分がありました。
でも、なんだか心に残るものがあった。
大学生になり、実家から離れて一人暮らしをするようになったときに、その本を改めて買いました。
そこまでするくらいだから、直感的なところで何らかの影響を受けていると思うのです。
具体的にどんな影響を受けたかは説明できないのですが。
今でも自分の中で、「この本は何かあるんじゃないかな」と思っている本の一つですね。

若い人たち、元気のない大人の人たちに向けてもですね、元気になれるような何か、アドバイス的なものがあれば。

人それぞれ過去の成功体験とか失敗体験とか、色々あると思うのですが、過去の成功体験があると、自分はそれができたからとか、こんなに偉い立場だったのに、という調子で、人から何か言われた時に、素直に受け入れられない人がいますよね。でも、それは自分自身の可能性を狭めていて、もったいないなって思う。過去の成功にしがみつくことはして欲しくない。
また、人間は日々生きていくうちに成長し続けているのだから、過去にやってみて上手くいかなかったことでも、今やったら出来るかもしれないんです。今までとは状況が違うわけですから。自分も周囲も環境も。
過去の失敗をトラウマ的なものにしてしまわずに、もう一度チャレンジしてみたり、今までやったことのないことにも取り組んで欲しいな、と思います。

特に、学生に伝えたいことですが、希望通りの大学や高校に在籍している人は自分の可能性を信じている人が比較的多いように思います。でも、3~4番手くらいの進学校に在籍していたり、他に行きたい学校があったのに学力が足りなくて今の職業校にしか入れませんでしたという子たちに講師として接すると、
「所詮、自分たちはこの程度だから…、就職先なんてろくなところもないだろうし。」
といったことを平気で言う人がいます。自分は駄目な人間だと思い込み、自らを卑下してしまう子たちが実際にいるのですね。
それもすごくもったいないと感じます。そんなの全然関係ないのに、って。
僕の周囲にいる経営者を見ていると、中卒・高卒は当たり前だし、高校中退や大学中退の人もいっぱいいる。でも、そういった人たちが、一流大学を出て大手企業に勤めている人よりもたくさん稼いでいたり、心ゆたかに幸せに生きているという現実がある。そういう人たちに直接会うことができれば、いろんな可能性が見えてくるものです。

ところが、学生時代は自分の世界の中だけ、仲の良い友達の輪の中だけ、そして、現状を評価するだけの大人たちの視点の中に生きていることで、
「所詮、自分はこんなもの」って思っている人が多いような気がする。やっぱり、すごくもったいない。

さらに、就職難だとか、これからの日本経済は成長が止まって…なんていうメディアの流す情報があったりすると、「頑張ってもお先真っ暗だし…」なんて考える人がいるかもしれないけど、いやいやいや、そういう風に考えるあなただからお先真っ暗になるのだよと言いたい。
ちゃんと創意工夫してやったらやっただけのものが返ってくる。というのが今の日本だと思う。本当に色んな事に挑戦して欲しいなと思います。

どんなに立派なことを言っても行動しなかったらやっぱりダメです。ただ頭で考えるだけで、所詮こうだろう、と決めつけ、何もしないという20代や30代も多い。
でもそれってほんともったいなく思います。やってみたら、得られるものが必ずあります。それも、5くらい得られると思っていたら、20、30のものが得られるってこともたくさんあります。頭で考えるよりもとにかくやってみるということが大事だと思います。

この言葉はどういった思いで?

自分が前に進むにあたって、過去を足かせにしちゃっている人が多い気がします。
今まで評価されなかった、そんなことはどうでも良くて、これからどうしていくのか、が大切です。
過去の成功、失敗、その他全ての経験をこれからの未来を創るために使って欲しい、そんな想いを込めています。
最後に。
三国志が大好きで、小学校高学年の頃に故横山光輝氏の三国志(60巻)を何度も、いや何十回も読みました。高校時代には、休み時間に友達と三国志クイズを出しあっていました。かなりのオタクでしたね。(笑)
また、学生の頃、「蒼天航路」という週刊モーニングでやっていた曹操を主人公においた漫画も好きで、買っていました。曹操の若い頃の逸話を読むといつもモチベーションがあがりました。
バガボンドも好きですね。やっぱり読むだけで、モチベーションあがるストーリーは良いと思います。
どれも何度も何度も読みました。もしかしたら、何度も読んだお蔭で、何かが頭の中にインストールされたのかも知れませんね。

ありがとうございました!