20人目 相葉力哉さん:WillWay corporation
会社名:WillWay corporation
URL:http://ameblo.jp/power-seller/
公開日:2010年03月27日
今回の旅は、WillWay corporationの相葉力哉さんです!
29歳の頃はすでに起業をされてましたか?
はい。起業していましたし、怒涛の日々でした。
27歳の6月27日に起業しよう!って決めて、
27歳の7月6日に起業しました。
よく日付まで覚えてますね。
「記憶に頼らず記録に頼れ」
だからね。
ところで浅井くんは、
「1日で2000万円の負債ってしたことある? 」
「おしっこから血が出たことってある?」
いや、、鼻血くらいしか。。
相葉さんの実体験ですか?
そう。僕の29歳。当時の状況。
車を売る仕事で、僕は店舗を持たず、
1カ月に50台を売る無店舗販売を1年位続けてたんです。
『笑っていいとも戦略』で。
『笑っていいとも戦略』とは
具体的にはどのような戦略なのでしょう?
「友達の友達はみな友達。
世界に広げよう。友達の輪。」
相葉力哉という人物と出会ってくれた人に、
相葉力哉との出会いを紹介してもらう。
私の仕事は、車屋さんなのに、
飲むことだったんです。
でもね、調子にのってたんです。
そんなある時、車を買って駐車場に入れていたら
次の日に、販売する予定の車が駐車場に無かった。
盗まれたんです。
木曜日に買ったんだけど、
次の週の木曜日には代金を払わなきゃいけない。
ベンツとBMW。
その損害が2000万円。
でも誰も守ってくれない。
だって、僕より売っている人がいないから。
それなりの努力もしたし失敗の経験もしたけど、
あの時がすごく大きな分岐点だった。
誰も助けてくれない。
お金の借り入れも出来ない。
僕なら、って考えてみましたが、想像できないですね。
そのピンチからどのようにして切り抜けられたんですか?
土下座しまくった。
とにかく土下座。
土下座でなんとかなるものなんですか?
なんとかしなきゃいけないんです。
ここが、多くの若い子達との違い。
今、日本は環境が整ってるから、
「なんとかなる」
って言う人が多い。
でもね。
なんとかならない瞬間がある。
それでも、
「なんとかしなきゃいけない」
じゃぁどうするかって。
土下座しかなかった。
「なんとか待って下さい」
「貸して下さい」
って。
どん底を経験してみてわかったよ。
「お金を稼ぐ」という事と「お金を守る」という事。
あの時、身をもって勉強した。
2000万円で。
土下座していく中で、どのような展開がその後あったのでしょう?
ある人が応援してくれて、
お金を出してくれたんです。
彼が僕にお金を出した理由ってなんだと思います?
誠意が伝わったってことじゃないんですか?
誠意で2000万円は出せないよ(笑)
相葉さんの人柄ですか?
浅井君が逆の立場だったら、人柄でお金をだす?
出さないですね。
もしも浅井君が2000万円の負債を抱えて、
来週までに返さなきゃいけない。
そして、僕は今2000万円持っているとする。
浅井君にお金をだすかどうか。
目の前の僕を口説いてみて。
必ず返しますから!
そう、言われて、2000万円出すかな?
ないですね。逆に胡散臭い。
なんだろう。。
むずかしくないよ。
その人が僕にお金を出した理由。
今の20代の人に気づいて欲しいな。
「それ」が無いから、
何が起こらないかって言うと、
自分自身の絶対的行動量っていうのが増えない。
もっと言うと、周りの応援団も増えないんだ。それはね
『夢』
こういう世界を創りたいんだ!
こういう風になりたいんだ!
という気持ち。
もともと起業するって決めたのは、
僕は「夢」を持ったからだから。
今の僕は、目標を達成させる専門家。
4763名という人達と出会ってどんどん目標を達成させた。
でね、いつも聞くんです。「夢って何?」
多くの若い子達は言えないよ。
しかも言えても、陳腐なんです。
ぶっ飛んだ夢がない。
浅井君のぶっとんだ夢は何?
宇宙にママチャリごと行ってみたいかなぁ。
日本一周、世界一周、宇宙にも行っちゃいました!みたいな(笑)
いいねー。ぶっ飛んでるね!
相葉さんのぶっ飛んだ夢ってなんなんですか?
僕が一番最初に思った夢。
僕の行動のエンジンは二人の子供なのね。
「なんで働くの?」
って聞かれたら、
「お金を使うため」
じゃあ誰の為にお金を使うの?
って聞かれたら、
「子供」
ってすぐに答えが出る。
そこで、「二人の子供の口座に、起業してから3年後それぞれ1億円ずつ用意する!」
って、ぶっとんだ夢をつくった。
ありえないんだけどね。
当時、月の小遣い2万円だから(笑)
でもそういう状況だけど、
「夢」って持ってもいいんだ。
やり方なんて分かんなくていいんだ。「1億円を二人の子供の口座に置きたいんだ!」
ってことを、みんなに言ってた。
そしたら、応援してくれる人って出てくるんだ。
びっくりしたよ。
だったらこれやってみない?って。
それまでは応援してくれる人は出てこなかったんですか?
僕が
「世界一周がしたい。」
「フェラーリが買いたい。」そういう陳腐な夢を持ってる時ってね、
誰も応援してくれる人がいなかった。
寄ってくるのは、「ねずみ講やりませんか?」
「投資やりませんか?」ところが、ぶっ飛んだ夢を持った途端に、
「それ面白いな!」
「どうやってやろうと思ってるんだ?」
って言われるようになった。「わかりませんっ!」
「僕、何でもやります!」
「なんでもやりたい!」って答えてたけど(笑)
なぜ、二人の子供の口座に1億円を。と思われたんですか?
選択できる人生を子供達に残したいんだ。
子供が生まれた時にね。
嬉しくて手に抱っこした。
その時に思った。「この手を離したら、この子は死ぬ。生かしてるのは僕だ。」
って。そんなことばかり思っていたから。
夢を持つことから入ろうよ。
「何をやるのか」ではなく、「なぜおこなうのか」
「ここ」から決めていこうよって。
それが僕の中で言う、「ぶっ飛んだ夢」
を持つこと。
「持つ」ということを自分自身で決めること。
その決めるっていう
『決断すること』を「決断すること」
が出来れば、応援団って出てくる。
答えが出るか出ないかというより、
答えなんて最初からない。
ということにもなりますね。
そう。どうしたらできるか。
みんなで考えてみよう!
そんな友達の輪が広がったら面白いじゃない。
若い人達にまず思って欲しいのが、「持っちゃえよ!夢」
やり方なんて分かんなくていいじゃん!ってね。
自分自身が持つっていうことを決めること。
その「決めるってことを決断する」こと。
その決断したことをどんどんみんなに言う。
馬鹿にされたっていい。
応援してください!
っていうところから入って欲しい。
ぶっ飛んだ夢を持とうよ!
と、話をされて反発する人もいるのでは?
沢山いるよ。
受け入れない人はすごく多い。
「夢を持つ」っていう
「決断をする決断」
が出来ない。
なんでだと思う?
周りの環境じゃないですか。
そうだね。
「現在(いま)を変えたかったら、付き合う人を変えろ!」
だね。
例えば、今の生活。
今の自分の考え方の常識。
それは、今、自分と一緒に付き合っている人達で作られているんです。
やり方がわからなくてもいい。
その代わり、それが本気かどうか。
僕は、「子供の為に」
って思って、本気になれた。
今度はそれを叶えるために
どうするかっていうことを、
応援してくれる人達と話し合う。
最初は結果を作っている人達の話の内容のレベルが高すぎて、
何を言っているかわからない。
でも一緒にいると、
得よう。得よう。
と、なんとか頭を回す。
1ヶ月経ち、2ヶ月経つとだんだんわかってくる。
そして、以前付き合ってた人達の中に戻ったとき。
今度はそれが違和感になる。今までの常識が、移行するんだよね。
僕は一生懸命、自分の起業に向けて動き始めている。
そうするとみんな、
「相葉は努力家だよなぁ」
って言うの。
それは違いますよね。
嫌なだけですよね。その環境、状況が。
そう。そこにいるのが嫌なだけ。
向こうに行きたいから頑張るわけ。
だから「まずは付き合う人を変えようよ」
て、みんなに言ってます。
大切なのは、
「現在(いま)を変えたいか変えたくないか」
一緒にいて楽しいなと思う人。
今を変えよう!
って思ってる人達としか僕は喋りたくない。
何かドーンと、ぶっ飛んだものを持ってもらう。
ぶっ飛んだ夢を持ってもらった上で、
それを実現させるための『企画書』を作る。
僕は『共感書』って言うんだけど。
共感書。いい言葉ですね!
相葉さんも作ってたんですか?
もちろん。
企画って共感。
じゃあ、共感って、なんでしてくれるんだろう?
って考えると、「ワクワクするかどうか」
企画書の『企』って企む(たくらむ)って書きますよね。
世の中をワクワクさせる企みを作れるようになったら面白い。
今まで生きてきた中で、
ワクワクしたこと、いっぱいあったはず。
その中で、あったらいいな。
あるいは、なくなったらいいな。
ってもの、何かなかった?
僕の場合、日本中に
「チャリンコ専用の日本一周できるような道」
があったらいいなって考えますね。
障害者や車椅子の人、
子供からお爺ちゃんお婆ちゃんまで、
多くの人が身近に日本一周の夢を感じれて、
チャレンジできるような環境。
そんな国を変えるくらいの企みをしたいなっていうのはあります。
面白いじゃん!
今、シフトしたのわかった?
最初の自己満足の夢から、他人満足に移行したんです。
自己満足型で最初はいい。
その上で、誰かの為に役にたってると思えたら、
共感者って増えてくる。
ワクワクさせる企みを作るためのネタは、
僕でいう「億万長者の辞書」なんです。
億万長者の辞書?
そんな辞書あるんですか?
「億万長者の辞書」は自分で作るんです。
あったらいいな。のネタ帳。
なくなったらいいな。のネタ帳。
そんなのをこれから10年間書き留めてみるといい。
色んな人から聞いてきたこと、本でもいい。
これ面白いなと思ったところだけでいいから
備忘録っていう形で。
20代の頃から億万長者の辞書を作られていたんですか?
やってました。11年分。
「相葉ってなんでそこまでしゃべるの?」
しゃべりすぎですよって。
でもね、いくらしゃべりすぎても絶対ライバルにはならない。
僕には11年分のネタがあるから。
負けねぇよって(笑)
ところで、27歳の6月27日に起業しよう!
と思ったきっかけって何かあったんですか?
お金持ちにはなりたかった。
お金持ちの人、
自分がやりたいなと思ってることをやっている人達のことを
羨ましいと思うのは普通だと思う。
そういう本音はあったけど、
どうしたらいいのかわからない。
何をやろうか、明確なものはなかったんですか?
なかったです。
当時、会社の目標を達成させる為に、
企画書、色々な提案を書いて出してた。
その企画書は部長まであがってるって聞いてたので。
ところがある時、
事務員さんが僕のところに来て、
「あの企画書、全部ゴミ箱に入ってるよ」
って教えてくれたんです。
それはきついですね。
それで、嫌になったというのがまず1つ。
もう1つは、給与明細。
ある時見たら、いつもより安いんです。
よく見たら、
元日本一の営業マンだった店長の給与明細。
店長という席に行くまでに20年かかった人。
僕は「相葉」店長は「相馬」
僕は、当時、店長の席を狙ってたのね。
家族のために。
だから、がむしゃらになって頑張っていた。
なのに、店長のリアルな姿を見て、
自分の20年先が見えた。
それがちょうど27歳の時。
今、現時点での夢はなにかありますか?
壮大なんですよ。これが。
どうやってクリアしようかって考えているところ。
是非、聞きたいです。
自分が死んだ時に、
二人の子供に
「相葉さんのお父さんって何をやってた人なんですか?」
って聞かれたら、
「うちのパパは、多くの人に夢とチャンスを与えた人」
って言われたい。
だからどこがゴール地点かわからないんです(笑)
相葉も親父の背中を見て育っているから、
よく覚えている親父の言葉が2つあるんです。
「今にみていろ。僕だって。」
という親父の口癖と、
「力哉、親孝行したいときには親はなし。」
という言葉。
それを聞いて育ってきた。
だから自分の子供にも証を残したい。
と思う。墓石に、
「ただの酒飲みのヒゲの相葉」
って書かれたくない(笑)
何をするにしても、強い理由が欲しい。
それが私の場合『夢』っていう、
「ぶっとんだ夢」っていうものが必ずくる。
昔から意識されてたんですか?それとも最近ですか?
昔からあったけれども。
最近、もっと強くなってる。
それがきちっと言葉になるまでは、
時間がかかったよね。
昔は、思うようにいかないことだらけ。
それがちょっとずつ噛み合ってきて、
備忘録をきちんと残してきたから、
少しずつまとまってきた。
先ほどの億万長者の辞書ですね。
そう。
それが、だんだんと自分の言葉になってくるんだよね。
ではみなさんに色紙を書いてもらってるんですけど。
もう終わっちゃうの?
あと4時間くらい話せるんだけど(笑)
これはどういった気持ちを込めていただいたんでしょう?
これは僕です。
僕のビジネスコンセプトです。
全ての入り口ですね。これが。
何をするにしても、こうじゃなければやらない。
遊びの感覚ですね。
今日はどうもありがとうございました。