71人目 鳥居祐一さん:有限会社ティー・シー・エム

鳥居祐一さん
会社名 有限会社ティー・シー・エム
URL http://ameblo.jp/torii-yuichi/
公開日 2010年12月06日

今回の旅は、有限会社ティー・シー・エム 鳥居祐一さんです!

初めにどんなお仕事をされているのかご紹介をお願いします。

面談を通して目標設定のお手伝いをしています。
他には会員制のメンタープログラムや
執筆、出版プロデュース、講演を行っています。

それらのお仕事は若い頃からされていたんですか?

元々はサラリーマンです。
サラリーマンが務まらないから辞めたんです。

サラリーマンの頃はどんなお仕事を?

金融業界です。

現在、ブランディングという地位を築かれていますが、
そのきっかけというのは?

人生って予期せぬ方向に行くことがあって、
自分の中で本を出したいという気持ちが漠然とあったんです。
ただ、やりたい気持ちがないとなかなかできないですよね。
目標設定でどうしてもやるんだという強い意志が
現実に引き寄せる要因になるんですね。

本を出したい気持ちはいつ頃からあったんですか?

4~5年前くらいかな。

そこから順調に?

いえいえ、結構苦労していますよ(笑)
予定よりも1年以上遅れてデビューしましたし。
出版プロデューサーみたいな人に騙されたこともありましたよ。
まぁ、いい経験です。
いろんなことを経験すれば次は失敗しないでしょう。

なるほど。
うまくいった経験はありますか?

五体満足でちゃんと生きていられること自体、
うまくいっているんじゃないですかね。
欲を出したらキリがないし、
もっとこうしたら、あーしたらと思うこともありますけどね。

後悔することもありますか?

いやいや、それはもうしょうがない。
過去は振り返らない。
過去のいい時代や栄光にとらわれてもいけないと思うし、
今を一生懸命生きて、未来のためにがんばるだけですね。

そういう意識になったのは成功哲学だと思うんですね。
それに出会ったきっかけは何だったんでしょうか?

サラリーマンを辞めてしばらく食えなかったんです。
毎日、牛丼を食べていて、
お金もなくどうしようかなという時代でしたね。
今から17年くらい前です。
本を読んで、行動の習慣や付き合う人も変えることを
意識的にやりましたね。
今のままじゃダメなので、早く行動に移さなくてはと。
当時の日本では学べなかったので、
アメリカに行きましたね。

インタビューのテーマが29歳なので、
ぜひその頃のお話を聞きしたいのですが、
当時は夢や目標は何かありましたか?

上司にいつもボロクソに言われて、
会社に行くのが嫌でしたね。
自殺までは考えていなかったけど、
人生の貴重な時間を捨てていた時期でしたね。
ヘコむなんて生易しい言葉ではない。
生きていてもしょうがないと思っていた時期でしたよ。

そこまで追い込まれていたんですね。

日本企業って殺す以外、
何でもありだなと思ったね。
上司から「殺しもありなのかな?」と思うくらいの
ヒドイ差別を受けましたよ。
人格を否定されたり、
仕事以外の家族のこともとんでもなかった。
その上司は特にクレイジーだったね。
刑務所に入っているような気分ですよ。

自由が利かなかったんですね。

僕の29歳は参考にならないと思う。
サラリーマンをやっていた頃は、
ただ息をして食って寝ていただけ。
35歳までに人生を何とかさせたかった。
人生が変わり始めたのは35歳だったんですよ。
34歳まではどん底だったんです。
31~32歳が会社を辞めた後で一番ひどかった。
会社に行かなくて済むようになったので、
精神的にはだいぶ楽になりましたけどね。
僕の第一歩は会社を辞めたことです。

収入の面では厳しくなってきますよね。

一応、籍を置いていたら給料をもらえるからね。
本当にわずかなお金だけどね。

では起業家になりたかったり、
ブランディングをやりたかったわけではなかったんですね。

そうですね。
ブランディングは本を出した後に始めましたから。

経営者の方々にお話を聞くと
「男は三十にして立つ」という言葉をよく使われています。

僕は5年遅れていましたよ。

その暗い時代を抜けてがんばっていらっしゃいますが、
今後の目標で目指しているものがあれば教えていただきたいです。

僕と関わりあった人が幸せになってほしいよね。
まぁ、自分が第一ですけどね。
綺麗事を言ってもしょうがないので、
まずは五体満足で健康が第一です。
病気になっておいしいものを食べられなくなってしまったら、
おしまいだと思います。
成功者や億万長者ほど健康に投資していますね。

食べ物や運動ですね。

すごいストイックですよ。
アメリカの億万長者たちはあまり肉を食べないです。
魚や野菜をよく食べる。
朝は早起きでウォーキングなどの運動をしています。

鳥居さんも意識されているんですか?

食事には気をつけていると思いますね。

健康を崩して
仕事をがむしゃらにがんばっている方も多いですよね。

それは物の本質をわかっていないんじゃない?
倒れてからでは遅いよ。

確かに、何のためにお金を稼いでいるのか。
という話になってしまいますね。
人生が変わった35歳の頃のお話に興味があります。
転機となった出来事を教えてください。

アメリカにメンターができたんですよ。
金持ちの考え方や行動、習慣を学べたことが大きかったですね。
アンソニー・ロビンズっているでしょう?
彼の師匠のジム・ローンに良くしてもらったんですよ。
去年亡くなりましたけどね。
いろんなことを教わりました。

その中で一番印象的だった教えは何ですか?

自分が変わらなければ世の中が変わらないことですね。
ブログでも書いているのですが、
そこに書いたのは、「整理整頓の力」
多くの人は捨てられないんです。
物だけではなく過去を捨てられないんですよ。
「あの頃はよかったな」
と言ってもしょうがない。
過去は今日で捨てる。
「今どうであるか、そして未来はどうなっているのか」
そこにフォーカスしないと。
過去にしがみついている人は永遠に良くならないですよ。

過去に囚われている人が多いかなと思います。

多いでしょうね。
今の日本がそうでしょう。
バブルからほぼ20年経っていますからね。
そろそろ忘れないといけないね。

成功哲学の教えを受けても
すぐに変われるものではないと思いますが。

それはもちろん努力をしますよ。
僕はね、人に会うために他の人より多く投資したんですね。
お金がない時でも食事をご馳走しましたね。
何十億の資産を持っている億万長者でも
ご馳走されると喜びますよ。

お金を持っている人にですか?
おごってもらうという逆のイメージがありますよね。

彼らが一番嫌うのはズルい人なんですよ。
タダで何かをしてもらう人がね。
貴重な時間に会ってもらうんだから、
自分でお役に立てることを何かを考える。
相手にとってベネフィットを与えられるものを用意すること。

それを意識されて行動に移されていると。

例えば、僕は「アメーバマスターズ」という
プラットフォームを創ったんだよね。
管理するのは大変ですけど、
みなさんにとって、ものすごくメリットがあるんです。
もちろん、こちらにもメリットがあるんですよ。
プラットフォームを管理しているので情報が入ってきます。
でも、普通は面倒くさいから、やらないじゃないですか。

管理が一番大変ですよね。

飲み会の幹事も面倒くさいですよね。
自社でもたまにイベントをやるけど、
すごく大変ですよ。
集客を含めて当日のスタッフを配置したりとか。
でも、それををやっていかないと、
自分も呼んでもらえないからね。
大変でもやるんですよ。

~~~同行サポーターからの質問ターイム~~~
私も会社の経営をしているのですが、
会社の運営で大事なのはお金なんでしょうか。
それとも社員ですか?

両方ですね。
どっちかと言われたら、
一概に言えないけど社員が大事ですね。
お金は入ってくる仕組みを作ればいいだけですから。

仕事の作業効率をいかに考えていくかが
今後の課題だと思っています。
何かアドバイスがございましたらお願いします。

まずは今やるべきことを箇条書きにして、
緊急度が高くて優先的にやらなくてはならないことを
リストアップしていく。
それも大事な目標設定能力の一つですよ。
自分の中で書き出して優先順位をつけていくことですね。

社員一人ひとりの今後について
どの程度まで考えていらっしゃいますか?

それは生涯まで考えていますよ。

最近、スピリチュアルといったものを
感じるようになったんです。
そういったことにご興味はありますか?

それはあります。
前は興味がなかったんだけど、
見えない力が働いていると思いますね。

言葉では言い表せない何かを感じることがあるんです。
行動しているから感じるのではないかと考えていますが。
スピリチュアルな考えを基に
会社を運営されているのかなと思いまして。

そんなことはないけど、
人との出会いや行動は人が運んでくるから、
感謝の気持ちを伝えることが大事なんですね。
いい人間関係から運が送りこまれる。
前向きな感じで素直な人たちと一緒にいる。
いい人と付き合うことが大事ですよ。
最も大事なことだと思います。
正しい人と付き合うことです。

~~~同行サポーターからの質問タイム終了~~~
正しい人の判断基準はどのように置かれているんですか?

例えば、めでたいことがあるとしましょう。
浅井さんはご結婚をされていますか?

していません。

では結婚したとします。
親しい人に「結婚することになった」と伝えた時に
二通りの反応があると思うんですね。
一つ目は「おめでとう!」と自分のこと以上に喜んでくれる人。
もう一つは「あっ、そう」とあまり反応がない人。
どちらの人と付き合いたいのか?
結婚や就職などの自分の幸せをシェアして
自分のこと以上に喜んでくれる人と付き合うことです。

確かに反応は確実に分かれますね。
妬みとか何かがいろいろとあるってことですね。

おもしろくない顔をしたら付き合っちゃダメですよ。
実際にそういう人がいますから。
例えば、本を出すのは結構大変じゃないですか。
Amazonで1位を取ったり、
中国や韓国でもベストセラーになったりとかね。
お祝いのチャンスは何回もあるわけですよ。
おめでたい話でしょう。
「おめでとう!」って何回も言うチャンスがあるのに
一回も言わない人がいるけど、
そういう所で人を見分けるんですよ。
あとは自分がピンチになった時に
手を差し伸べてくれるかどうか。
これが一番よくわかりますね。
調子がいい時はみんな寄ってくるんですよ。
だけど、苦しくなった時に支えてくれたり、
側にいてくれる人を大事にしたほうがいいです。
そういう人はブレないから。
あとよく言うのは、
無名の時に付き合っていた人。
有名になってから近づいてくる人はいくらでもいる。

今までにそういう経験がありましたか?

僕はそんなにないけど、
多くの人が同じことを言いますよね。
売れる前からの付き合いの人とは
やっぱり絆が固いですよ。

そうですよね。
お金があるとか売れているのは関係ないですから。

ベンツに乗っていた人が
軽自動車に乗るようになったとしても同じように付き合う。
それが本当の友情でしょう。
そうじゃない人は相手を値踏みする人ですよ。

ある経営者の方も同じようなことを言われていました。
「この人は僕の師匠です」
と呼ぶ若い人が、最近とても多いと。
でも、その人が急に売れなくなったら、
去っていく若者がすごく多いと。
「そんな軽はずみに師匠という言葉を使うな!」と。
師匠と言ったからにはその人を徹底的に応援するなり、
ピンチの時に助けるようなくらいの覚悟を持たないと
本当の絆とは言えないとおっしゃっていたんですね。
なのですごくお話に共感できました。
では、20代やこれからチャレンジしようとしている人たちに対して、
何かアドバイスみたいなものがあればお願いします。

貯金なんかしちゃダメだよね。
どんどん自己投資をする。
本であったりセミナーに参加したり、
憧れている人に食事を誘ってみるとかね。
人に投資したほうがいいですよ。

人に投資をして貯金はしない。

20代で貯金をするのはあまり感心しない。
通帳を眺めるのが趣味の人とは、
付き合ってもおもしろくないでしょう?

あまり外に出ていないってことですよね。

セコセコ生きるのはよくないことです。
お金は成功するためのツールですから。
お客さんに対する感謝の証や対価としてもらうんです。
自分が成長するためにお金を使ったほうがいいですね。
そして、人が喜ぶためにお金を使う。
それができる人は必ず伸びますよ。
応援を得られるはずです。

ただ、今のご時勢かもしれないですけど、
貯金する人は多いと思いますね。
そこをいかに自己投資に向けていくかどうかですよね。
何かコツはあるんですか?

セミナーに参加する目的は何だと思う?

自己成長ですか?

そうです、自己成長です。
答えを先に言うと、
今の時代、情報や知識はタダなんですよ。
検索すれば出てくる。
今、僕が話していることも本に載っているし、
ネットを探せば出てくる話です。
情報や知識をキャッシュ化するのは難しいんですよ。
僕もはっきり言ってできない。
じゃあ、どうやってキャッシュ化していくかというと、
やはり、リアルの場が必要になってくるわけです。
まずは憧れの人のお客さんになって、
その人の応援をする。
そして、友達になることですね。
リアルで会うことが大事です。
そういうことに投資したほうがいいですよ。
僕のセミナーに来てくれる人は、
顧客リストとしてすぐに名前を覚えますよ。
やっぱり、うれしいですよ。
自分のためにお金を使ってくれる人は
特別な存在ですから。
メルマガやブログを読んでいるだけなら
「ありがとうございました」で終わり。
それでは、友人にはならないよね。
読者が何万人もいるわけだから、
その他大勢の一人にしか過ぎない。

ネットが広がってしまったからこそ、
バーチャルな関係が広まってしまったんでしょうね。

バーチャルだと友人になれないですよ。

友人になった気でいる人が多いかもしれないですね。

全然違うね、それは。

なるほど。
「20代は貯金するな、人に投資をしろ!」ですね

20代は必要ないと思うね。

最後に29歳、
当時の自分に向けたメッセージを色紙にお願いできますでしょうか。

できるのもできないのも両方正しいわけです。
あなたができると思えばできるし、
できないと思えばできない。

本日はどうもありがとうございました!

ママチャリで日本一周している経営者
2007年から毎年分割でママチャリで日本一周を目指しています。ほぼ一周を終えつつ、ゴール目前で、寄り道企画(四国八十八ヶ所編)を2017年から開始。人に「場を与え、繋げ、拡げる」を基本軸に、法人複数社の経営と一般社団法人の理事として活動中。
PAGE TOP